宮崎県副知事 坂 佳代子
副知事として
就任して4ヶ月が経ちましたが、毎日慌ただしい日々を送っています。取り組む課題のひとつひとつが重要な案件ですし、知事を支える重要な職ですので、大きな責任と緊張感を感じているところです。
多忙な毎日の中で、しっかりした仕事をするためには健康管理が大切です。「元気のいいみやざき」づくりには、まず県職員が元気でなければならないと思い、私が考案した「健庁体操」を、始業前と午後3時の休息の時間に始めました。わずかな時間ですが心身ともにリフレッシュできます。健康管理の一つにもなりますし、職員が元気を出して仕事に取り組む環境づくりに努めているところです。
本県の女性の社会参画について
近年、全国的に少子高齢化が大きな問題となっていて宮崎も例外ではありません。少子 高齢化が進展していくと、労働力人口が減少していきますし、現役世代の負担が増大していくということで、社会経済への深刻な影響も懸念されます。
一方で、女性の進学率は年々高まり、世界有数の高い教育を受けているといわれています。しかし、国連が発表した女性の社会への進出度を表す指数では、世界80カ国中43位となっており、女性の能力は社会で十分に発揮できていないのではないかと感じております。
こういったことを考えますと、社会経済情勢の変化に対応し、宮崎県を豊かで活力ある社会にしていくためには、女性の活躍、女性のチャレンジがとても大切であると思います。
私は、昨年10月の副知事就任以来、県内の様々な分野で活躍している女性の方々とお会いする機会がありましたが、多くの皆様が、地域や自らの将来に夢や希望を持ち、その実現に向かっていきいきと努力していらっしゃいます。宮崎は女性が男性より7万人近く多いのですが、そのような意味でも「女性ががんばれる社会」は「男性にもいい社会」だと考えます。
女性の社会参画(チャレンジ)促進に向けて
女性のチャレンジには、事業を立ち上げたり、従来、女性が少なかった分野に新たな活躍の場を求めたり、出産育児でいったん仕事を中断した女性が再び就職を目指したりなど、いろいろな形のチャレンジがあると思います。
しかしながら、「何をしたらよいかわからない」とか、「たくさんの窓口があってどこに相談したらよいかわからない」といったことも多いのではないでしょうか。
そこで行政や各種団体にあるチャレンジを支援する情報を集約し、利用しやすい状態で提供したり、またチャレンジに関するアドバイスや情報提供を行う相談窓口を設けることを考えています。
また、現在、男女共同参画センターでチャレンジ支援に関する様々な講座を実施しておりますので、今後さらに充実を図り、女性のチャレンジの輪が広がるよう努めていきたいと考えております。、ぜひ、ご利用いただきたいと思います。
宮崎県の女性が様々な分野で活躍し、さらに、いきいきと輝いた人生を送れるよう応援していくことが私の大きな目標の1つであり、また、願いの1つでもあります。
プロフィール
宮崎市出身。宮崎女子高校(現・宮崎学園高校)、日本体育大学体育学部卒業。女子器械体操選手として2度のオリンピック出場を経験。メキシコ五輪(昭和43年)では団体4位、ミュンヘン五輪(昭和47年)では、団体7位の成績を収め、その後、日本体育大学体育学部教授を務め、平成17年10月より現職。 |